「最近、夜中に何度も目が覚めてしまう」
「朝起きても疲れが取れない…」
このように悩んでいませんか?
心身ともに健康的に過ごすには、質のよい睡眠をとることが重要です。
そこでこの記事では、質のよい睡眠をとるための10の方法を院長が解説!
ぜひ最後まで読みすすめ、参考にしてみてくださいね。
質のよい睡眠をとる重要性
良質な睡眠をとると、心身の健康を維持し、日中のパフォーマンスをよくする効果があります。
また、筋肉や骨の修復を助け、免疫機能の強化をするため、質のよい睡眠をとることが重要です。
一方で睡眠不足は、以下の悪影響につながります。
- 集中力・判断力が低下する
- イライラ・気分が落ち込む
- 疲労感がある
- 免疫力の低下 など
さらに、生活習慣病やうつ病などのリスクを高める可能性も…。
健康的な生活を送るために、睡眠の質を高めることが重要です。
以下の記事では、身体と心の健康を維持するポイントを紹介しているので、合わせて読んでみてください。
» 身体と心の健康を維持する3つのポイントは?院長が徹底解説
質のよい睡眠をとる10の方法
ここでは、質のよい睡眠をとる10の方法を紹介します。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
方法①生活サイクルを整える
質のよい睡眠をとるために、生活サイクルを整えましょう。
具体的な方法は、以下のとおりです。
- 毎日同じ時刻に起床・就寝する(7時間程度が理想)
- 毎日同じ時間に食事をとる
- 朝食を抜かない など
生活サイクルを整えることで、体内時計の調整ができ、質の高い睡眠をとれる効果があります。
方法②定期的にウォーキング・ランニングをする
定期的にウォーキング・ランニングをするのも、質のよい睡眠をとる方法です。
手軽に始められる運動なので、初心者でも取り組みやすいです。
1日7,000歩から8,000歩程度、週3~4回のウォーキングがおすすめ。
この歩数は、健康維持や生活習慣病予防にも効果があるといわれています。
とはいえ、ご自身の体力や体調に合わせて継続するのがおすすめです。
運動によって適度な疲労感を得ることで、睡眠への導入がスムーズになり、ぐっすりと眠りやすくなります。
ただし、就寝直前の激しい運動は、交感神経を刺激して睡眠を妨げる可能性があるため、避けましょう。
方法③効果的な入浴をする
睡眠の質を高めるためには、効果的に入浴することも重要です。
効果的な入浴方法は、以下のとおり。
入浴時間 |
・就寝の1~2時間前に入浴する ・体温がゆるやかに下がり、眠りやすくなる |
お湯の温度 |
・40℃程度のぬるま湯につかる ・副交感神経を優位にし、リラックス効果を高める |
入浴時間 |
10~20分ほどゆっくりつかる |
入浴剤を使用する際は、リラックス効果のあるラベンダーやカモミールなどの香りを選ぶと効果的です。
42℃以上の熱いお湯は、交感神経を刺激し、睡眠を妨げる可能性があるため、避けましょう。
方法④就寝前にスマホを見ない
就寝前にスマホやタブレットを見ないことも、睡眠の質を高める方法の一つです。
スマホ画面から発せられるブルーライトは、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を抑え、脳を覚醒させます。
その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりする可能性があります。
少なくとも寝床に就く90分前には、スマホ・タブレットの使用をひかえることがおすすめ。
就寝前は、読書や音楽鑑賞などをして、リラックスして過ごしましょう。
方法⑤就寝前にカフェイン・アルコールをとらない
睡眠の質を高めるために、就寝前にカフェイン・アルコールをとるのは避けましょう。
カフェインは覚醒作用があり、寝つきが悪くなったり、睡眠を浅くしたりする可能性があります。
カフェインを摂取する場合、午後3時以降はひかえましょう。
また、アルコールは一時的に眠気を誘うものの、睡眠の質を低下させ、夜中に目覚めやすくなるリスクがあります。
アルコールは、就寝の3時間前までに飲むようにしましょう。
寝る前は、ノンカフェインでリラックス効果のあるハーブティー・白湯・コップ一杯の水などを飲むのがおすすめです。
以下の記事では、水を飲むと得られる効果と、適切な水分補給のポイントを紹介しているので、合わせて読んでみてください。
» 水を飲むと健康によいのは本当?水分補給に水がよい理由と正しい飲み方を院長が解説
方法⑥自律神経のバランスを整える
睡眠の質を高めるために、自律神経のバランスを整えるのも重要です。
自律神経が乱れ、交感神経が優位な状態が続くと、心身が緊張し、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。
自律神経のバランスを整えるおすすめの方法は、以下のとおり。
- 深呼吸
- ストレッチ
- 瞑想
また、日中はウォーキングやランニングで体を動かし、夜はリラックスできる環境を整えることも重要です。
以下の記事では、自律神経の乱れに整体が効果的な理由と、改善するための対策を紹介しているので、合わせて読んでみてください。
» 自律神経の乱れに整体が効果的な5つの理由は?改善する対策も院長が解説
方法⑦昼寝は15〜20分程度にする
昼寝は15〜20分程度にするのも、睡眠の質を高める方法です。
疲労回復や、集中力向上などの効果があります。
ただし、30分以上の昼寝は深い睡眠に入り込み、目覚めたあとに倦怠感・眠気が残るリスクがあります。
また、長時間の昼寝は、夜間の睡眠を妨げる可能性が…。
昼寝をする際は、15〜20分程度で切り上げるようにしましょう。
方法⑧睡眠環境を整える
質の高い睡眠をとるために、睡眠環境を整えることも重要です。
具体的には、以下の点を意識してみましょう。
温度と湿度 |
・室温…夏:25~28度、冬:18~22度 ・湿度…50〜60程度 |
光 |
・できる限り暗くする ・遮光カーテンで光を遮断する |
音 |
・静かな場所で寝る ・耳栓を活用する |
寝具 |
・自分に合ったマットレスや枕を選ぶ ・吸湿、放湿性がよく、保温性の高い寝具を使う |
環境を整えることで睡眠の質が向上し、より快適に眠れます。
方法⑨就寝3時間前に夕食を済ませる
睡眠の質を高めるためには、就寝3時間前までに夕食を済ませましょう。
就寝直前に食事をすると、消化活動が活発になり、睡眠が浅くなったり、疲れが抜けにくくなったりする可能性があるからです。
就寝3時間前までに夕食を済ませることで、消化器官が休息し、睡眠の質を高められます。
さらに、消化によい食材を選ぶのもおすすめ。
たとえば、野菜・魚・温かいスープなどは消化しやすく、睡眠を妨げにくいでしょう。
方法⑩朝起きて光を浴びる
朝起きて光を浴びるのも、睡眠の質を高める方法の一つ。
朝起きてすぐに太陽光を浴びると、体内時計をリセットします。
さらに、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が抑制され、体が活動モードに切り替わり疲労回復したり、集中力がアップしたりします。
一方で、夕方以降(特に就寝前)は、光の刺激を避けるのがおすすめ。
メラトニンの分泌がうながされ、自然な眠気を誘います。
朝の光を浴びると、睡眠リズムを整え、日中のパフォーマンス向上にもつながるので、意識して習慣化させましょう。
カーテンを開けて日光を取り入れるだけでも効果があるので、試してみてくださいね。
まとめ:質の高い睡眠で健康的に過ごしましょう
この記事では、質のよい睡眠をとるための10の方法を紹介しました。
睡眠の質を高める方法は、以下のとおり。
- 生活サイクルを整える
- 定期的にウォーキング・ランニングをする
- 効果的な入浴をする
- 就寝前にスマホを見ない
- 就寝前にカフェイン・アルコールをとらない
- 自律神経のバランスを整える
- 昼寝は15〜20分程度にする
- 睡眠環境を整える
- 就寝3時間前に夕食を済ませる
- 朝起きて光を浴びる
良質な睡眠をとると、筋肉・骨の修復をし、免疫機能を強化する効果があります。
すると、心身ともに健康的に過ごせます。
質のよい睡眠をとる方法を取り入れ、健康を維持していきましょう。
整骨院では、根本的な原因にしっかりとアプローチし、痛みやしびれを改善します。
さらに、お客さま一人ひとりに丁寧にカウンセリングをし、自宅での指導や、通院頻度の提案もさせていただきます。
不安や悩みがある方は、どんな些細なことでもよいので、まずは気軽に相談してみてくださいね。
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