長時間のデスクワークやスマホの使いすぎで、首や肩がガチガチになっていませんか?
首・肩こりから、呼吸が浅くなってしまうことがあります。
呼吸が浅くなると、肩こり・体の冷え・睡眠の質の低下などの悪影響を及ぼすリスクまで…。
そこでこの記事では、首・肩こりで呼吸が浅くなる原因を院長が解説します。
肩こり・息苦しさを予防するための対策も紹介するので、ぜひ最後まで読みすすめ、参考にしてみてください。
呼吸の種類
呼吸の種類は、以下のとおりです。
腹式呼吸 |
胸式呼吸 |
・横隔膜を大きく動かす呼吸法のこと ・副交感神経が優位になり、心身がリラックスする ・横隔膜の動きによって内臓が刺激され、血行が促進される ・自律神経のバランスが整い、ストレス軽減や睡眠の質の向上につながる |
・肋骨を広げ、肺を膨らませる呼吸法のこと ・交感神経が刺激されやすく、活動的な状態になりやすい ・腹式呼吸に比べて、肺に入る空気の量が少なく、呼吸が浅くなりがち |
腹式呼吸と胸式呼吸は、それぞれ異なる役割を持つため、どちらかのみがよいというわけではありません。
理想的なバランスは、状況や目的によって異なります。
次の章では『首・肩こりによって呼吸が浅くなってしまう原因』を紹介します。
首・肩こりによって呼吸が浅くなってしまう原因
首・肩こりによって呼吸が浅くなってしまう原因は、以下のとおりです。
症状 |
呼吸が浅くなる原因 |
---|---|
呼吸筋が緊張している |
呼吸筋が緊張すると、肺を十分に膨らませられないから |
猫背・前かがみになっている |
姿勢の悪さから肺を圧迫し、横隔膜の動きを制限するから |
また、自律神経が乱れた場合も、呼吸が浅くなるケースがあります。
以下の記事では、自律神経の乱れに整体が効果的な理由と、改善するための対策を紹介しているので、合わせて読んでみてください。
» 自律神経の乱れに整体が効果的な5つの理由は?改善する対策も院長が解説
次の章では『肩こり・息苦しさを予防するための対策』を紹介するので、一緒に確認していきましょう!
肩こり・息苦しさを予防するための対策
わたしがおすすめする『肩こり・息苦しさを予防するための対策』は、うつ伏せでスマホやタブレットを使わないようにすることです。
スマホ・タブレットを使う際、長時間首や肩が前に出てしまいがち。
そのため、仰向けで寝ていただき、手を伸ばした状態でスマホを見て『腕が疲れたら休憩の合図』とアドバイスをしています。
また、以下の対策もおすすめです。
対策 |
理由 |
適度な運動を取り入れる |
血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすから |
深呼吸を習慣にする |
肺が広がり呼吸を深くすることで、呼吸機能が向上するから |
ストレスを溜め込まない |
ストレスは肩こりのみならず、呼吸器疾患の悪化にもつながるから |
ストレッチをする |
筋肉の緊張を和らげ、血行を改善するから |
対策をして、肩こり・息苦しさの予防をしましょう。
以下の記事では、身体と心の健康を維持するポイントを解説しているので、合わせて読んでみてください。
» 身体と心の健康を維持する3つのポイントは?院長が徹底解説
日常生活の中で取り入れやすいおすすめの呼吸法
ここでは、日常生活の中で取り入れやすい、おすすめの呼吸法を紹介します。
呼吸法は、以下のとおり。
|
8秒が難しい場合は、ゆっくり息を吐くイメージで大丈夫ですよ。
呼吸法を取り入れると、以下の効果があります。
- 頭の中の整理ができる
- 心・身体がリラックスする
- 集中力が増す
心・身体をリラックスさせるためには『瞑想(めいそう)』もおすすめです。
以下の記事では、瞑想で得られる効果と、具体的な瞑想の方法を紹介しているので、合わせて読んでみてください。
» 瞑想はなぜ必要?瞑想で得られる3つの効果と方法を院長が解説
まとめ:対策を取り入れ、首・肩こり改善につなげましょう!
この記事では、首・肩こりで呼吸が浅くなる原因を解説しました。
原因は、以下のとおりです。
症状 |
呼吸が浅くなる原因 |
---|---|
呼吸筋が緊張している |
呼吸筋が緊張すると、肺を十分に膨らませられないから |
猫背・前かがみになっている |
姿勢の悪さから肺を圧迫し、横隔膜の動きを制限するから |
自律神経が乱れている |
副交感神経が低下するから |
わたしがおすすめする『肩こり・息苦しさを予防するための対策』は、うつ伏せでスマホやタブレットを使わないようにすることです。
スマホ・タブレットを使う際、長時間首や肩が前に出てしまいがち。
そのため、仰向けで寝ていただき、手を伸ばした状態でスマホを見て『腕が疲れたら休憩の合図』とアドバイスをしています。
首や肩のこりから、呼吸が浅くなっている人は、対策を取り入れ、首・肩こり改善につなげましょう!
整骨院では、根本的な原因にしっかりとアプローチし、痛みやしびれを改善します。
さらに、お客さま一人ひとりに丁寧にカウンセリングをし、自宅での指導や、通院頻度の提案もさせていただきます。
不安や悩みがある方は、どんな些細なことでもよいので、まずは気軽に相談してみてくださいね。
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