「頭痛が原因で、肩こりを引き起こすことはある?」
「整体に行けば、頭痛からくる肩こりも改善するのかな…」
このように、お悩みではありませんか?
頭痛の種類によっては、肩こりを引き起こしやすいものがあるのが事実です。
そこでこの記事では、肩こりを伴う頭痛の種類別に、肩こりを引き起こす原因と対処法を院長が解説。
ぜひ最後まで読み進め、参考にしてみてくださいね。
【種類別】頭痛で肩こりを引き起こす原因と対処法
ここでは【種類別】頭痛で肩こりを引き起こす原因と、対処法について紹介します。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
緊張性頭痛
頭痛で肩こりを引き起こす原因に『緊張性頭痛』が考えられます。
『緊張性頭痛』とは、デスクワークで長時間同じ姿勢でいたり、悪い姿勢でいたりすることなどが原因で頭が痛くなること。
首や肩の筋肉が過度に緊張することで、頭部への血流が悪くなり、締め付けられるような鈍い痛みを引き起こします。
対処法は、以下のとおり。
- 同じ姿勢を長時間続けないよう、適度に休む
- ストレッチや、軽い運動で筋肉の緊張をほぐす
温かいタオルで首や肩を温め、リラックスするのも、痛みを和らげる効果があります。
偏頭痛
ズキズキと脈打つような痛みが特徴の『偏頭痛』も、肩こりを引き起こす原因です。
偏頭痛は、気圧の変化、ホルモンバランスの乱れなどから起こります。
偏頭痛が起きているとき、脳の血管拡張や神経が興奮し、首や肩の筋肉が緊張しやすくなって、固くなります。
すると、肩こりの症状が出ることも少なくありません。
対処法は、以下のとおり。
- 暗く静かな場所で、安静にする
- カフェインを適度に摂取する
※コーヒーは1日3杯までにしましょう - 痛む部分を冷やす
規則正しい生活を心がけ、ストレスを溜め込まないことも重要です。
症状が頻繁に起こる、または悪化する場合は、医療機関を受診しましょう。
群発頭痛
『群発頭痛 (ぐんぱつずつう)』も、肩こりを引き起こす原因の一つです。
群発頭痛は、目の奥やこめかみを中心に、激しい痛みを感じるのが特徴。
特定の時間帯に集中して起こることが多く、原因は解明されていません。
対処法は、禁酒することといわれています。
なぜなら、飲酒は群発頭痛の発作を誘発する可能性が高いから。
群発頭痛の症状が考えられる際、自己判断で対処をするのは避けましょう。
適切な治療を受けることが重要です。
頭痛・肩こりを防ぐ対策6つ
ここでは、頭痛・肩こりを防ぐ対策を紹介します。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
対策①頭痛薬に頼りすぎない
頭痛・肩こりを防ぐ対策は、頭痛薬に頼りすぎないことです。
市販薬を服用すると、一時的な痛みの緩和につながりますが、根本的な解決にはなりません。
むしろ、薬の効果が薄れ、頻繁に頭痛が起こる悪循環を生むリスクがあります。
頭痛の症状がある場合、頭痛薬に頼りすぎず、根本的な原因を見つけ、改善を目指しましょう。
対策②長時間同じ姿勢を続けない
長時間同じ姿勢を続けないのも、頭痛・肩こりを防ぐ対策です。
デスクワークやスマホの操作など、長時間同じ姿勢を続けると、首や肩の筋肉に大きな負担を与えます。
すると、血行不良になり、肩こりから頭痛へつながることがあります。
具体的な対策は、以下のとおり。
- 1時間に1回は立ち上がって伸びをする
- 肩をまわす
作業環境を見直し、長時間同じ姿勢を続けないように気をつけましょう。
対策③正しい姿勢を意識する
正しい姿勢を意識するのも、頭痛・肩こりを防ぐ対策の一つ。
猫背や前かがみの姿勢は、首や肩の筋肉に負担をかけ、慢性的な肩こりの原因となります。
対策は、正しい姿勢を意識することが重要。
正しい姿勢の例は、以下のとおりです。
座る姿勢 |
背筋を伸ばし、顎を軽く引く |
立つ姿勢 |
耳、肩、腰、くるぶしが一直線になるように意識する |
デスクワーク |
椅子に深く座り、背筋を伸ばす |
日頃から正しい姿勢を意識し、頭痛・肩こりを防ぎましょう。
対策④適度にストレッチ・運動する
頭痛・肩こりを防ぐために、適度にストレッチ・運動するのも一つの手。
ポイントは、日々の生活にストレッチや運動を取り入れること。
首や肩をゆっくりと回したり、腕を大きく伸ばしたりするだけでも、筋肉の緊張が和らぎます。
ウォーキングや、軽いジョギングなども血行促進につながり、肩こりや頭痛の予防に効果的です。
対策⑤ストレスを溜めない
ストレスをためないのも、頭痛・肩こりを防ぐ対策です。
具体的な例は、以下のとおり。
- 趣味の時間を作る
- リラックスできる音楽を聴く
- ぬるめのお風呂に浸かる
- 適度に運動する
- 睡眠時間を確保する
日頃から、ストレスを解消する方法を見つけておくのがポイント。
自分に合ったリフレッシュ方法を、試してみましょう。
対策⑥スマホやパソコンを見すぎない
スマホ・タブレットを使う際、長時間首や肩が前に出てしまいがち。
頭痛・肩こりを防ぐ対策は、スマホやパソコンを見すぎないことです。
具体的には、仰向けで寝ていただき、手を伸ばした状態でスマホを見ること。
『腕が疲れたら休憩の合図』です。
以下の記事では、首・肩こりで呼吸が浅くなる原因と対策を紹介しているので、合わせて読んでみてください。
» 首・肩こりで呼吸が浅くなってしまう原因は?肩こり・息苦しさを予防する対策を院長が解説
まとめ:頭痛を引き起こす辛い肩こりは整体で相談しましょう
この記事では、肩こりを引き起こす頭痛の種類別に、原因と対策を紹介しました。
対策は、以下のとおり。
- 頭痛薬に頼りすぎない
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 正しい姿勢を意識する
- 適度にストレッチ・運動する
- ストレスを溜めない
- スマホやパソコンを見すぎない
自分に合った方法を見つけ、肩こりを予防しましょう。
不安や悩みがある方は、どんな些細なことでもよいので、まずは気軽に相談してみてくださいね。
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